待機車両問題の社会的背景
入荷車両の待機時間の問題は、物流業界の大きな課題と行政も着目
30分以上の車両待機が77.5%
30分以上待機時間が発生した場合
乗務記録に納品先の記載が義務付け
(車両総重量8トン以上または最大積載量5トン以上)
2017年7月 貨物自動車運送事業 輸送安全規則を改定
「運賃」に運送以外の 内容も含まれており、範囲が不明確
「運賃」と「料金」の区別を明確化
「待機時間料」を新たに規定
●運賃 = 運送の対価
●料金 = 運送以外の内容の対価
〇待機時間料 = 荷主都合による荷待ち時間の対価
2017年11月 標準貨物自動車運送約
平均待機時間 × 待機時間単価 × 1ヶ月 × 入荷台数
2.6時間 3,000円 30日 80台
1ヶ月あたりの経費
18,720千円 / 月
年間2億円の余分なコスト
平均待機時間(2.6時間)
×
待機時間単価(3,000円)
×
1ヶ月(30日)
×
入荷台数(80台)
1ヶ月あたりの経費
18,720千円 / 月
年間2億円の余分なコスト
センター到着順の荷下し
➡ 予約ありの納品へ
昨今のドライバー不足と相反して、ECの発展からの運送需要が高まっています。
付加価値を生まないトラック待機時間の削減は、この需給バランスの解決策の一つとして、効果的なソリューションであることは言うまでもありません。
当社は4年前(2015年)に、この問題に注視し、入荷予約システムの開発に着手。
運送会社や物流センターの実情を調査し、様々なケースを想定しながらの設計。
操作する方々がストレスの無いような使いやすさと、様々な物流センターの運用ルールを実現できる機能性を重視しました。
こだわり過ぎて開発に時間を要しましたが、物流を知るプロとして開発した、自信作の『Li-SO』にて、物流業界の課題解決に貢献したいと思います。
ドライバーや、センターオペレーターの
笑顔のために、
それが「Li-SO」の想いです。